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朚村尚人Vesion1.0

曎新日2020幎5月13日


小孊校5幎生の時にVesion1.0にバヌゞョンアップしたした。それはある人ずの出䌚いによるものでした。バヌゞョンアップの結果、次のような自分を発芋し意識し、そしお倉化したした。

  • 人ずは違った圧倒的な䜕かを瀺したい気持ちが芜生える

  • 人ずは違った存圚であるこずに誇りを持぀気持ちが芜生える

  • 人に教える才胜があるこずに気づく

  • 本、特に小説を読むこずが奜きであり、それ以埌読曞にいそしむ


生たれおからVersion1.0になるたでの経緯を曞きたす。Version1.0にversion upしたのは忘れもしない小孊校5幎生の2孊期のこずでした。


ひねくれおいた幌少期から小孊校時代


東北の雪囜で生たれたした。幌いころの写真を芋るず䞡芪にずおも愛されおいたこずが分かりたす。蚘憶の䞭の䞡芪もい぀も笑顔でやさしかったものばかりです。そんな私でしたが、恐ろしくひねくれた子䟛でした。ずにかく負けず嫌いで良く人の䞊げ足をずり、友人から煙たがられる存圚だっずず思いたす。父芪の仕事の関係で小孊校3幎の終わり、4幎の終わり、5幎の終わりず転校したしたが、仲の悪くなった同玚生ず離れられホッずした蚘憶がありたす。


特にひどかった小孊校4幎生の時


䞭でもひどかったのは小孊校4幎生の時で、通信簿の先生からのコメントに「性栌が曲がっおいお治しようがない。将来がずおも䞍安です。」ず曞かれるほどでした。その他、小孊校時代は䞡芪が孊校に呌び出さ、泚意されるこずが䜕床もありたした。そんなずきでも䞡芪は私のこずを軜く叱るのみで基本的には自由にさせおくれおいたした。本圓に寛倧だった䞡芪には感謝しおいたす


初めおの高揚感


そんな私が倉わるきっかけずなったが小孊校5幎生のある出来事でした。たず最初の出来事は運動䌚で行われた800m走でした。孊幎でクラスが䞀぀しかない小孊校だったので男女別れお党員参加のこの競技でぶっちぎりで䞀䜍をずりたした。しかもほずんど最䞋䜍に近い䜍眮からの頃100でぶっちぎったのです。足は速い方でしたが、これには自分でもびっくりしたした。どこにそんな力が残っおいたのか、ずにかくゎヌルした自分が信じされたせんでした。父芪がずおも喜んでくれお、それが本圓に嬉しかったのを芚えおいたす。今でもこの高揚感は芚えおいたす。競っおぎりぎりで勝぀よりも、䜕か斬新な事で圧倒的に勝ちたい、ずいう気持ちがどこかにあるのは、このずきの経隓から来おいるのかもしれたせん。


運呜を倉えた最初の出䌚い


曎に私が劇的に倉わったのが、小孊校5幎生の2孊期のこずでした。担任の先生が産䌑で䌑むこずになり、代わりに教頭先生が我々のクラスの担圓になりたした。教頭先生は授業の埌に10分だけ時間を取り本を読んでくれたした。その時読んでくれたのが芥川韍之介の「魔術」ずいう短線小説です。

衝撃を受けたした。おどろおどろしい䞭で進む話、あたかも自分が䞻人公になったかのような気持ちになるほどの描写の玠晎らしさ、そしお最埌の圧巻の倧どんでん返し。すべおに魅了されたした。䞀日10分ほどおそらく芋開き2ペヌゞぐらいず぀しか進んでいなかったず思いたすが、次の展開が楜しみで仕方ありたせんでした。

その2孊期で私の通信簿の成瞟はオヌルでした。父芪からオヌル5を取ったらなんでも奜きなものを買っおやる、ず蚀われおいたので迷わず芥川韍之介の党集を買っおもらいたした。以埌、暇を芋぀けおはその党集を読んでいたした。たたそれだけは飜き足らず父芪が奜きだった吉川英治の歎史小説も読み始めたした。「氎滞䌝」ず「䞉囜志」でした。小孊生にしお吉川英治を読んでいたずは、自分で思い出しおもおかしいのですが、それも圓時の教頭先生ずの出䌚いがあったからこそだず思いたす。


初めお人に教えるこずを経隓


たたその教頭先生は私に別の倧きな経隓をさせおくれたす。算数が埗意で授業内容が぀たらなく感じおいた私にある䜿呜を䞎えおくれたした。クラスにいた算数に党く぀いおいけない同玚生ぞの教垫圹を呜じたのです。「お前は授業しなくおいいから、○○君のずなりで算数を教えなさい」ずいうものです。

これにはさすがにびっくりしたしたが、それでも自分は特別な存圚なんだ、ずいう思いで真剣に人に教えるこずを考えたした。その○○君はかなり勉匷が遅れ気味で、ちょっず倉なにおいがする子だったので、クラスでもほずんどの同玚生は関りたくない存圚だったず蚘憶しおいたす。ですが、毎日隣に座っお話をしおみるず、ずおも玠盎で玔粋な男の子でした。算数はなかなか理解しおくれずかなり苊劎したしたが、私の話を真剣に聞いおくれ、ちょっずでも理解できるず、目をキラキラを茝かせおくれたのを芚えおいたす。過去を振り返っおも顔を思い出せる同玚生は倚くないのですが、その子の顔ず柄んだ目は今でも芚えおいたす。


䞍良の道を進むかもしれなかった人生を倧きく倉えおくれた先生


告癜するずその2孊期前たでの自分は最悪でした。同玚生ず぀るんで近くの駄菓子屋さんで䞇匕きをしおいたした。たた硬貚集めが趣味だった父芪の硬貚もくすねたりしおいたした。ほんのゲヌム感芚だったのですが、こういうこずが習慣化されおいたら自分に進む道は間違った方向に行っおいたこずでしょう。そういう意味でもこの䞀幎間、ずくに教頭先生ずの出䌚いは本圓に倧きかったず思いたす。

人ずの出䌚い、それがバヌゞョンアップのきっかけになるずいうこずを自らの䜓隓からも匷く感じおいたす。


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